昔、虹を追いかけて走った記憶はありませんか。
空にかかった七色の、きれいな虹の端っこが見たくて、消えないうちにと田舎道を一生懸命駆けた事がありませんか。
苗植えもこれからという水を張った田んぼのあぜ道。竹林、小川のせせらぎ、緑いっぱいの山々、藁葺き屋根の家。
誰も見たことがない、どこまで追いかけてもたどり着くことが出来ない虹の果て。
でも追いかけずにはいられない。いつかは見られると予感を感じながら。
ここはそんな場所。
ようこそいらっしゃいました。ゆっくりしてってくださいね。