2011年6月1日水曜日

だいぎん西新会勉強会概要 名講演でした

  第318回だいぎん西新会勉強会

演題「楽しみながら勝利者となる秘訣」

講師 大木 正彦 先生 (東九州龍谷高等学校バレーボール部総監督)
(東京教育大学体育学部卒)
概要

強いチームは全員の動きやクセが似ている。リーダーに憧れ、それを目標に努力するから、自然と似てくる。歩き方やクセまで似ているチームは強い。逆にてんでバラバラなチームは大した事無い。

監督として子供と接する時は、まず担任の先生(高校、中学、小学)にその子のことをお伺いする。すると、先生方はわざわざ聞きにきてくれた監督は初めてだと言うことで、いろいろと話してくださる。そして子供と接した時、その子が尊敬している先生から聞いた話をする。そうすることによって、短い時間でその子共と円滑なコミュニケーションが形成される。

一人で全て指導しようとしない。むしろ技術的な事は教えない。その道に優れた者を多数揃えて教えさせるようにしている。
監督の仕事はそんなこと(技術を教えること)じゃない。優れた技術を持つ者が優れた監督ではない事を理解してほしい。
監督の仕事は、人が夢中になって頑張らせる事を教えること。ただバレーをしているだけではない。人生につなげてあげる。

人を幸せにすることはすぐに出来る。
人が幸せになれないのは、求めるものが多すぎるから。
だから、求めるもの(目標)を小さくしてあげると、すぐに満たされる。
満たされれば人は幸せを感じるのである。

話す言葉に気を付けよう。
話は必ず相手にプラスかマイナスに作用する。0は無い。
プラスになるように気を付けて話そう。
年を取るとプラスに話すことが仕事になる。

優勝戦でたたかう子供達は緊張している。
もう2位でもいいという思いが出たら負けだ。
そんな時に話すことがある。

おまえら、日本一高い山を知っとるか?と聞く。
子供たちは「富士山」と答える。
それじゃあ、二番めに高い山は知っとるか?
誰も答えきれずにうつむく。

おまえらは、日本一になるしかないんじゃ。二番目は誰も覚えてくれんからの、と気合いをいれる。

久しぶりに良いお話を拝聴しました。

2010年5月21日金曜日

ようこそ! 虹の果てへ。

 昔、虹を追いかけて走った記憶はありませんか。

空にかかった七色の、きれいな虹の端っこが見たくて、消えないうちにと田舎道を一生懸命駆けた事がありませんか。

苗植えもこれからという水を張った田んぼのあぜ道。竹林、小川のせせらぎ、緑いっぱいの山々、藁葺き屋根の家。

誰も見たことがない、どこまで追いかけてもたどり着くことが出来ない虹の果て。

でも追いかけずにはいられない。いつかは見られると予感を感じながら。

ここはそんな場所。

ようこそいらっしゃいました。ゆっくりしてってくださいね。